今日の現場から

ルーヴル美術館にて②

2016/01/07(木) 旅日記

本番では、見学コース「ルーヴルの傑作」約50分を選択。現地スタッフも迷う、本気で見るなら最低1週間は必要という物量のルーブル美術館を、自分にあった見方で迷うことなく楽しく鑑賞することができました。50分コースでしたが約2時間ほど美術館の中に居ました。 

2時間歩き回って尚、楽しい、もうちょっと居たいと思える美術館での時間は初めてかもしれません。 

その後オルセー美術館では通常の音声ガイド(日本語)を、ヴェルサイユ宮殿では日本語が話せるフランス人の方のガイドを体験しましたが、何をどう考えてもルーヴルのニンテンドー3DSガイドがピカイチでした。いずれも知りたい欲を叶えてくれる音声なのに、この違いは何なのか、と真剣に考えるほどに。

 

知りたいと欲している人に対しても、ただただ情報を発信するだけでは気持ちを逃がしてしまうのだ、ということを学びました。

 

ミロのビーナスの後ろをこんなにマジマジと拝見したのも3DSガイド効果。

 

例えば、ルーヴル3DSガイドは、こんな言葉から始まります。

 

「それではよくお聞きください。 この足音のリズムにできるだけ合わせてお進みください。」


と言って、廊下をコツコツ歩く音がします。音に合わせて歩くと、ちょうど目的物に着くようになっていて、正にそれを体験してきました。こんなこと1つとってもすごく楽しくて。遊び心、大事です。

 

1つ1つの展示物の解説もちょうど良い長さと「へ~っ。」っと声が出てしまうような厳選されたエピソードで構成されています。これは絶対、日本人が解説を企画構成したに違いない、と感動して帰国しました。

 

調べてみたら、予測は大外れ。ルーヴル3DSガイドのもとの解説は、フランスでつくられたものでした。逆に日本語訳にすると不自然で、もっとわかりやすい表現に変えたくても、「簡単に変えられるものではなかった」とありました。言われてみたら大納得。

 

世界各地の美術館に貸し出されたり、修理に入ってしまって展示物が変わることは必須ですが、都度データは最新版にバージョンアップされます。また、どのエリアを回ったのか、充電池がどれぐらい消費されたのか、など、3DSガイドがどんなふうに使われたかのログが、さらなる上質なサービスのために日々積み上げられているそうです。


さすがフランス、さすが世界最大の美術館。そして、さすが任天堂、です!


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