今日の現場から

シャネル

2016/01/08(金) 旅日記

ねえ、わたしは続けたいの、
続けて、勝ちたいの。

 

ファッションブランド「シャネル」を興したココ・シャネルが残した名言の中で、珍しく弱気と言われる一言です。

 

56歳から15年間のブランクの後、71歳でコレクションを再開した時、フランスからもイギリスからも酷評され、シャネルのデザイナー生命もこれまで、という事態に見舞れます。でも倒れたままではなく冒頭の言葉と共にもう一度チャレンジ。第二次世界大戦に勝利したアメリカでシャネルの服は大評判となり、シャネル・スーツはそれまで以上に世界の主流のファッションとなったそうです。

 

71歳の「続けたいの」「勝ちたいの」という言葉。私には「弱気」とは全く思えません。

 

ホテルの1室が定宿だったシャネル。いつものようにホテルのレストランでお食事をして、

 

明日もわたし、仕事するわ。
もし会いたければ店に来てね。

 

と話したその2時間後に亡くなります。87歳の死の直前まで元気に仕事をしていたといわれるシャネルです。

 

このことを知って以来、シャネルは私の本気の憧れのファッションブランドとなりました。

 

パリに行くなら、シャネルが定宿にしていたホテル・リッツに行ってみたい。ホテル・リッツから、カンボン通りの本店まで、シャネルが毎日歩いた通勤路を歩いてみたい。









夢は1つ叶い、1つはお預けとなりました。もっと人生がんばってからね、と受け取りました。

 

 

2012年8月から大改装がスタートし、2015年後半にはオープンと聞いていた「ホテル・リッツ・パリ」。残念ながらリニューアルオープンは2016年に延期になりました。


閉館していても、ヴァンドーム広場に放つ威容を誇る圧倒的な存在感に大感動。訪ねて良かった、パワーをもらいました!

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