今日の現場から

石清水八幡宮

2016/05/03(火) 京都の文化

男山山上にある石清水八幡宮。平成28年2月9日、「石清水八幡宮本社」10棟が、正式に国宝に指定されました。

男山といえば、京都で育った人なら遠足でおなじみの山だと思いますが、随分ご無沙汰していました。祝・国宝+御本殿特別公開中ということで、パワースポットに行ってきました。

特別公開中の御本殿回廊は、150点以上もの極彩色の欄間彫刻が圧巻です。お目当ては「目貫きの猿」。本殿回廊の西門、頭上を見ると・・・ありました。梁の上の横木の小さな猿。そして目を凝らして凝らしてやっと見える、右目の釘らしきもの。江戸初期の造営時に、名工・左甚五郎が彫ったといわれています。

「名工の技で秀逸な作品のため、ある日猿に魂が宿りました。命を得た猿は、夜になると横木から抜け出して里に下り、悪さをするようになりました。困ったお百姓さんたちが八幡宮に相談した結果、抜け出せないようにと、猿の右目に竹釘が打たれました。それ以降猿の悪さがなくなったと言われています。」


と有難いお話が後ろから。 

 

「平成の大修造が11年前からおこなわれていますが、猿の彫刻を取り外して修理に出したところ、彫刻の猿が不在の間、野生の猿が一匹現れて本殿の周りをうろうろ。修理が済んで木彫りの猿が戻ると野生の猿は現れなくなりました。この辺は野生の猿は出ないところなんですが。」

 

ひゃーすごい。お話くださったのは、観光協会の方でした。現れた野生の猿の写真も見せてもらいました。

 

当時のまま現役で使用されている織田信長奉納の雨樋(別名:黄金の雨樋)など、見どころ満載の石清水八幡宮です。

 

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