舘川貴之 GoddessCreate

2024年工務店集客で効果の高いイベントは?

公開日:2024/03/09(土) 更新日:2024/03/12(火) 全て

  1. 資料請求は減少、イベント申し込みが増加傾向
  2. 一番人気のイベントは完成見学会
  3. 見学会集客で最も重視すべきWEBマーケティング
  4. ホームページとSNS投稿は集客には絶対必要
  5. 申し込み獲得のために、完成物件は「全部見せ」
  6. ルームツアー動画の高い来場効果
  7. まとめ

資料請求は減少、イベント申し込みが増加傾向

近年、住宅業界での顧客のニーズや行動パターンは大きく変化しています。

全国の工務店WEBマーケティングにおいて、有効な問合せ獲得戦略は経営の成功に直結する重要な要素ですが、直近の全国工務店データによると、

資料請求よりもイベント参加申し込みの方が、より多くの有質な見込み客を獲得できる傾向にあります。

この背景には、消費者の情報収集方法の変化があります。

デジタル化の進展により、HPやSNSでより多くの情報が得られるようになったことから、わざわざ個人情報を提供しなくても、商品や企業の情報が詳しくわかるようになりました。

そんな中、見込み客のアクションは、資料請求から一歩進んだ「来場」に移行していると言えます。来場して「商品を実際に体感して」みたり「社員に相談し具体的な提案を」受けてみるといった検討促進のフェーズへと移行しています。

このことを理解した上で、工務店側では「需要のあるイベントの機会増加」や、「ホームページ告知」できちんと検討できる材料を提示しておく必要性が高まっています。

従来の資料請求に依存したモデルから脱却し、積極的にイベントを通じた見込み客との対話を促進することで、より多くの潜在顧客と直接的な関係を築く機会を得ることができます。


一番人気のイベントは完成見学会

それでは具体的にどのようなイベントを全国の工務店で企画・開催しているのでしょうか?

今日の工務店イベント、種類は以下のようなものがあります。

  • 完成見学会
  • モデルハウス体感
  • 建築中現場見学会
  • 家づくりの個別相談
  • 家づくりセミナー

など。中でも最も見込み客が来場しやすいのはオーナー宅の完成見学会です。

完成見学会の強みは、モデルハウスとは違い、実際に住む人々のリアルで等身大の空間からインスピレーションを得られる点にあります。家という空間がどのように日々の生活を豊かにするかを具体的に理解することができます。

意思決定プロセスにおける他の重要な意見を取り入れる機会が生まれ、潜在顧客が購入に向けて一歩踏み出すきっかけとなります。工務店としては、来場者に対してより個別化されたアプローチをとることができ、顧客のニーズや期待に直接応えることが可能になります。


見学会集客で最も重視すべきWEBマーケティング

見学会集客は過去にはチラシやポスティングなどが挙げられましたが、デジタル化が進む現代社会において、住宅業界でもWEBマーケティングへのシフトが求められています。

この変化は、潜在顧客の情報収集行動の変化に根ざしています。多くの人々がインターネットを通じて情報を得る現在、WEBマーケティングはより広い範囲の顧客にリーチし、より高いエンゲージメントを生み出すことが可能です。

WEBマーケティングには、ホームページ運用、SEO(検索エンジン最適化)、SNSを活用した情報発信、オンライン広告など、多岐にわたる手法があります。これらはすべて、潜在顧客に対して直接的かつ迅速に情報を届けることができるため、完成見学会の集客において非常に有効です。

例えば、ホームページに完成見学会の詳細情報や登録フォームを設置することで、来場を検討している顧客が簡単に予約できるようになります。また、SNSを活用すれば、イベントのリアルタイムな更新や来場者の声を共有することができ、興味を持った人々を引きつけることが可能です。さらに、オンライン広告を用いれば、特定の興味関心を持つターゲット層に直接アプローチし、効率的に集客することができます。

重要なのは、これらWEBマーケティングの手法を組み合わせることで、潜在顧客のさまざまなタッチポイントにアプローチし、最終的に完成見学会への来場促進につなげることです。実際に、WEBマーケティングを効果的に活用している工務店では、チラシやポスティングに比べて高いROI(投資対効果)を実現しています。

A社の実例
チラシの来場獲得単価 10万円
インスタグラム広告の来場獲得単価 7,000円

加えて、WEBマーケティングは、来場者のデータを収集しやすく、これらのデータを基にした効果的なフォローアップが可能です。これにより、一度の来場だけで終わらせず、長期的な顧客関係の構築へと繋げることができるのです。

総じて、完成見学会の集客においては、チラシよりもWEBマーケティングがより効果的な手段となっています。工務店がデジタルマーケティングの潮流に適応し、その力を最大限に活用することで、より多くの潜在顧客を獲得し、ビジネスの成長を加速させることが期待されます。


ホームページとSNS投稿は集客に絶対必要

前述のように、デジタル時代の今日では、ホームページでのイベント告知やSNSでの投稿は、工務店の集客戦略において欠かせない要素となっています。これらのデジタルツールを活用することで、潜在顧客に対して効率的かつ効果的にアプローチすることが可能になり、イベントへの来場者数増加に貢献します。

ホームページイベント告知の重要性

ホームページは、工務店のデジタルな顔とも言える存在です。完成見学会やセミナーなどのイベント情報をホームページ上で告知することにより、24時間いつでも情報を得ることができるため、潜在顧客の利便性を大きく向上させます。

また、イベントに関する詳細情報、予約フォーム、過去のイベントの写真や動画などを提供することで、来場を検討している人々の興味や関心を引き付け、参加意欲を高めることができます。

SNS投稿の効果

SNSは、情報の拡散力とエンゲージメントの高さが特長です。SNSにも色々とありますが、中でも特にInstagramが家づくり検討客への伝達手段として最も有効で高い効果が見込めます。

さらに、SNSでは、イベントの様子をリアルタイムに投稿することで、参加できなかった人々にもイベントの魅力を伝え、次回の参加を促すこともできます。

また、参加者からのフィードバックや質問に直接対話形式で応えることで、顧客との関係構築にも寄与します。


申し込み獲得のために、完成物件は「全部見せ」

 

昔は比較する情報も少なかったので、「詳しくは来場してからのお楽しみ」と詳細を伝えなくとも来場は取れていました。

それが今では情報を伏せてしまうと、「この物件は特徴がよくわからないから行かない」と、比較の候補に残れなくなり、逆に来場が減ってしまいます。

現代の消費者は情報にアクセスしやすい環境にあり、購入やサービス利用の前に詳細な比較を行う傾向が強まっています。このような市場環境の中で、工務店が集客を成功させるためには、完成物件の魅力を積極的に見せることが非常に重要です。かつては、「詳しくは来場してからのお楽しみ」として情報を伏せる戦略も有効でしたが、情報があふれる現代では、このようなアプローチは逆効果となり得ます。

だからこそ「事前に家を全部見せる」ことが成功への鍵となります。HPやSNS、WEB広告などを通じて、完成物件の写真や動画を積極的に公開することで、潜在顧客の興味や関心を引きつけることができます。特に、実際にどのような生活が待っているのかを具体的にイメージさせることができれば、来場予約へとつながりやすくなります。

また、情報を豊富に提供することは、透明性と信頼性を顧客に伝えることにもつながります。顧客がオンラインで家の詳細を十分に確認できることは、来場する前に安心感を得られるという意味でも非常に重要です。このような情報収集体験による信頼関係の構築は、長期的な顧客満足にも寄与します。


ルームツアー動画の高い来場効果

現代のマーケティング戦略において、動画コンテンツの力は非常に大きいと言えます。特に、工務店が提供する空間の魅力を伝えるためには、静止画だけでなく動画を活用することが効果的です。動画には、空間の雰囲気、実際の動線、生活シーンの再現といった、静止画像では伝えきれない豊かな情報を視覚的に表現する力があります。これらの要素は、潜在顧客が実際の生活をイメージしやすくするため、来場を促進する重要な役割を果たします。

動画コンテンツの魅力

動画は、完成物件の内外装を360度から見せることができ、潜在顧客に対して物件の魅力をよりリアルに、そしてダイナミックに伝えることが可能です。また、実際に家具が配置された生活空間や、動線など、細部にわたる空間の質感も視覚的に捉えることができます。これにより、顧客はただの空間ではなく「生活」そのものを想像することができるようになります。

来場促進への影響

動画を通じて提供される詳細かつリアルな情報は、潜在顧客の関心を引き、実際にその空間を体験したいという欲求を高めます。特に、オンライン上で容易にアクセスでき、いつでも好きな時に何度でも視聴できる動画コンテンツは、顧客の意思決定プロセスにおいて重要な役割を担います。実際、動画で空間を紹介している物件の方が、そうでない物件に比べて来場者数が増える傾向にあると報告されています。

効果的な動画コンテンツの作成

効果的な動画コンテンツを作成するためには、ただ物件を映すだけではなく、ストーリーテリングの要素を取り入れることが重要です。例えば、家族が集うリビングのシーン、子どもが遊ぶ庭の風景など、潜在顧客が自分たちの生活を投影できるような内容を盛り込むことで、より強い共感を呼びます。また、高品質な映像とクリアな音声を確保することで、プロフェッショナルな印象を与え、信頼性を高めることができます。

 

結論として、動画で空間を見せることは、現代の工務店における集客戦略において、非常に有効な手段となっています。動画コンテンツを活用することで、潜在顧客の興味を引きつけ、実際の来場に繋げることが期待できます。


まとめ

現代の工務店が直面しているマーケティングの課題は多岐にわたりますが、デジタル化の進展と消費者行動の変化を理解し、適応することが成功への鍵となります。特に、質の高い問い合わせ獲得を目指すには、イベント参加の促進、WEBマーケティングを活用した集客戦略、そして物件の魅力を前面に出す情報提供の充実が必要不可欠です。

オーナー宅完成見学会などのイベントは、潜在顧客にとって最も関心の高い活動の一つであり、これらのイベントへの誘導には、ホームページやSNSなどのデジタルプラットフォームを通じた積極的な情報発信が効果的です。情報の透明性を高め、完成物件の魅力を詳細に伝えることで、来場者の期待を超える体験を提供することが、長期的な信頼関係構築に繋がります。

また、動画を用いた空間の紹介は、その魅力をリアルに伝える最も強力なツールの一つです。動画コンテンツによって、潜在顧客は自宅にいながらにして物件の魅力を体感し、実際の来場へと動機付けられます。このようなコンテンツは、消費者が情報に基づいた意思決定を行う上で非常に重要な役割を果たします。

総合的に、デジタルマーケティングの力を最大限に活用し、情報提供の透明性を高めることが、現代の工務店における集客戦略の成功に不可欠です。消費者が求める情報を的確に、魅力的に提供することで、より多くの来場者を獲得し、最終的には工務店の持続的な成長に繋げることができるでしょう。

 

 

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