AIで「売れる画像」を作る。WEB現場のAI活用ノウハウ・厳選5選

更新日:2026/01/06

AIツールの進化は目覚ましく、工務店・リフォーム会社の集客やブランディングにおいても、強力な武器になりつつあります。

SNS用の画像、告知バナー、施工事例のビジュアルづくりなど、これまで時間や外注コストがかかっていた作業も、AIを使えば驚くほど効率化できる時代になりました。

一方で、

「AIが良いとは聞くけれど、どのAIを使えばいいのかわからない」
「ツールが多すぎて、調べているうちに止まってしまった」

という声が多いのも事実です。

この記事では、2025年12月に開催したゴデスクリエイトユーザー会・WEBマーケティング塾の内容をもとに、

  • デザインが得意でない方でも
  • 忙しい現場でもすぐ実践できる

「クリエイティブ制作を一気に楽にするAI活用術」を5つ厳選してご紹介します。

①【意外な事実】画像の完成度はChatGPTよりGeminiが強い

まず知っていただきたいのが、2026年1月現在における、画像生成の得意・不得意です。

例えばChatGPTGemini

この2つは「文章作成から画像生成まで幅広く使える、代表的なAI」として、多くの人が使ったことがある、もしくは聞いたことがある、というツールでしょう。

ChatGPTとGeminiに、次の指示を入力してみましょう。

指示:「北欧スタイルのリビングを生成してください」
ChatGPT

画像

Gemini

画像

ChatGPTで生成した画像は、全体的に整った画像となりましたが、一方で、Geminiで作成した画像は「家具の質感、光の入り方、インテリアのリアルさが一段上」という印象を持たれる方が多いのではないでしょうか。

施工事例のイメージ画像や世界観づくりには、Geminiの方が「そのまま使える確率」が高いのが現状です。

ChatGPT:OpenAIのAI。対話型AIの代名詞。プロンプトの作成や翻訳、構成案の作成など、作業の設計図を作るのに最適。

Gemini:GoogleのAI。テキスト処理能力だけでなく、リアルな質感表現や、曖昧な指示の解釈が得意。画像生成の主力として活躍。

②【感覚でOK】あえて「曖昧」に投げる。AIのセンスを引き出す指示出しとは

「AIには具体的に指示しないとダメ」そう思っていませんか?でも、実際の現場では、自分の頭だけで考えた具体的な指示ほど、ありきたりな表現に寄ってしまうこともよくあります。

例えば「明るいリビング」「家族が仲良く過ごしている」「ナチュラルでおしゃれな雰囲気」といった言葉は、一見具体的に見えて、いつも同じイメージに着地しやすい指示でもあります。

Geminiを使った実例を見てみましょう。

使用する元の写真

 

具体的な指示
「奥のキッチンに料理をしている日本人女性を入れて」

画像

曖昧な指示
「この画像にマッチするように人物を入れて」

画像

具体的な指示では、指示通り正確に生成されました。こちらはある種、想定の範囲内。「こういう画像が欲しい」と明確なイメージを持っている場合は、こちらが好ましいでしょう。

しかし「素敵にしてほしい」「暮らしを感じる画像にしたい」といったぼんやりした写真が欲しいケースも多いですよね。

そんな時に効果を発揮するのが、「この画像にマッチするように人を入れてください」といった、あえて余白を残した指示です。このケースでは「食卓を囲む楽しそうな若いカップル」を生成しました。 単なる合成ではなく「その空間でどんな暮らしが営まれるか」というストーリーをAIが提案してくれるのです。自社の施工事例に「暮らしの提案」をプラスしたい時、このテクニックは非常に有効です。

またAIは、写真全体の雰囲気、光の入り方や色味、空間の広さや温度感といった言語化しにくい要素まで読み取り、「自分では思いつかない選択肢」を提示してくれます。

つまり、

  • 人が具体的に指示しすぎると、発想は人の範囲に留まる
  • あえて曖昧にすることで、AIが想像もつかない案を出してくれる

という関係。

「マッチするように」という指示は、AIにクリエイティブな解釈をお願いする魔法の言葉です。全体の雰囲気重視でアイデアが欲しいときは、AIのセンスに委ねてみるのも有効な戦略です。

③【迷わない】GeminiとCanva AIの使い分け

工務店・リフォーム会社では愛用率の高いCanva。出来ることならひとつのツールで作業が簡潔するのが良いのですが、クオリティの高い画像が作れるGeminiとCanvaなら、どちらを使うのが良いのでしょうか。

 

使い分けの基準

Geminiは、写真や画像そのものが主役になります。世界観を表現したい場合やメイン写真を作りたい場合には、今のところ最適と言えるでしょう。

対してCanvaは、チラシ・SNS・広告バナーなど画像と組み合わせて作成したい場合やテンプレートを元にデザインを仕上げたい場合に、最適です。

 

Canva AIの強みは、

  • 色味をテンプレに合わせる
  • 文字を避けて背景を生成する

つまり「考えなくても整う」のが最大のメリットです。

デザイン全体の一貫性を重視するならCanva、一点突破のインパクトならGemini。この基準を持てば、ツール選びに迷いがなくなります。

Canva:ノンデザイナー向けデザインツールの決定版。テンプレートに馴染む画像を生成したり、直感的な編集に不可欠です。

④【裏技】Canvaのデザイン案だけを拝借する方法

Canva AIに「雑誌風にデザインして」と言ってみましょう。

とてもおしゃれな雑誌の表紙風デザインに仕上がりました。

しかし、元の画像が、変更されてしまっています。

 

そんな時に使えるのが「テキスト切り抜き」機能

工務店やリフォーム会社では、デザイン力や商品力、コーディネート力を正しく伝えたい場合、施工写真が少しでも変わってしまうのは、とっても痛手。特に、モデルハウスなどの写真は正しく伝えたいですよね。

その場合に使えるテクニックが、こちらです。

①Canva AIで作ったデザインの「編集」を選択する

②「テキスト切り抜き」を選択し

③文字だけ切り抜きで、文字だけが画像から分離されます。

④抽出した文字レイアウトをコピーし

⑤加工前の元の施工写真に貼り付ければ、完成。

これで、オシャレな雑誌風のデザインが完成です。Canvaですので文字は好きなものに書き換え可能。写真とテキストの配置は意外と難しいものですが、これで、とっても助けになりますよね。

⑤【時短のコツ】AIへの指示文(プロンプト)は「自分で考えない」

とっても便利な画像生成AIですが、2026年1月現在、ひとつだけ困りごとが存在します。それが「英語での指示が必要な場合がある」ということです。

例えばGoogleが提供するImageFX。高いクオリティの画像が生成できるAIですが、英語のデータを中心に学習しています。そのため、素材の質感や光の表現、カメラアングルや構図、デザイン・インテリアの専門表現といった部分は、英語で指示した方が細かく伝わりやすい。

日本語でも大枠の指示は通りますが「思っていた雰囲気と違う」「なぜかチープに見える」と感じる場合、その原因は言語の違いにあることが少なくありません。

特に住宅・リフォームの画像では「自然光」「生活感」「上質さ」など、言葉にしづらいニュアンスが必要になるため、英語の方が再現性が高くなりやすいのです。

それでも、自分で英語を書く必要はない!

ここで大事なのは「英語が必要=自分で英語を書く必要がある、では無い」ということです。やるべきことはとてもシンプル。

例えば、ChatGPTやGeminiにこう依頼します。

「ナチュラルテイストの住宅に合う、広々としたアイランドキッチン」の画像を作りたいです。ImageFX用に英語プロンプトを考えてください。

【AIの回答】

A spacious island kitchen that harmonizes with a natural-style home. Warm wooden textures, light oak cabinetry, a large stone countertop island, soft natural daylight coming from wide windows, greenery accents, minimalist decor, a calm and cozy atmosphere, Scandinavian-inspired styling, high-resolution, photorealistic.

この方法なら、

  • 英語が苦手でもOK!
  • 指示文(プロンプト)を考える時間が激減!
  • 画像の完成度が安定する

という、良いことづくめの状態が作れます。

AI画像生成を「難しそうな作業」から「日本語でお願いするだけの作業」に変える。これが指示文(プロンプト)を自分で考えない最大のメリットです。

ImageFX:Google Labsが提供する画像生成特化型ツール。非常に写実的で高品質な画像を生成できます。

まとめ|AIは「単体」ではなく「チーム」で使う

これからのクリエイティブ制作において重要なのは、単一の最強ツールを探すこと、ではありません。

  • 指示出し役(Gemini/ChatGPT)
  • 素材生成役(Gemini/ImageFX)
  • 仕上げ役(Canva)

これらをチームのように連携させ、得意分野ごとに使いわけることができれば、制作スピードとクオリティを劇的に進化させることが可能です。

結果として「お客様と向き合う時間」を増やすことができる。それこそが、AI時代における工務店経営の勝ち筋です。

今回ご紹介した中で、まず試してみたいものはどれでしょうか?小さく試すだけでも、日々のWEB更新・SNS・告知制作は確実にラクになります。まずは一つ、気になったテクニックを試してみてください。

「AI活用についてもっと詳しく知りたい」
「自社のWEB戦略にどう落とし込めばいいか相談したい」

そのようにお考えの経営者様、Web担当者様は、無料オンライン相談をご活用ください。

無理な売り込みは一切無し。

工務店・リフォーム業界に特化したWEB集客の専門家と、「自社の課題に対して、AIをどう使うか」を一緒に整理しましょう。

無料オンライン相談を使ってみる

あなたも「最新の勝ちパターン」を共有しませんか?

ご紹介した実践テクニックは、ゴデスクリエイトユーザー会「WEBマーケティング塾」の熱気あるセッションから生まれました。

AIの最新活用術から、集客施策、売上アップの成功事例など、変化の激しいWebマーケティングの世界で、2026年も勝ち続けるための「最新の武器」を共有し合あう場所。ブログでは公開しきれないディープな検証結果や、業界特化の成功事例も、ここでなら手に入ります。

「もっと最新の事例を知りたい」「同じ志を持つ経営者・担当者と学びたい」「ゴデスクリエイトのユーザー会って、具体的に何をしているの?」 そう思われた方は、ぜひユーザー会の活動にもご注目ください。

この記事を書いた人

株式会社ゴデスクリエイト/上田一真
工務店・リフォーム会社・エクステリア会社向けに、個別コンサルティングの実施やマーケティングセミナーの企画・開催を行っています。AIやSNSを活用した業界の動向分析や戦略立案も得意。分かりやすく情報をお届けしていきます。

30分無料相談
お申込みフォーム

1ページ (全28ページ中)