ペガサスメール1

公開日:2013/08/12(月) 更新日:2013/09/02(月) ふとしたこと

大学を卒業してからドコモ関西に就職しました。

私が入社した年にiモードが発売され、会社にはすさまじく活気があり、何をしても楽しかったのを覚えています。

 

27歳の時、新しい社長が就任されました。

大企業ですから、それまで社長との接点なんて、入社式以外ひとかけらもありませんでした。

 

でも、新しい社長は違いました。

 

社内のイントラネットで「ペガサスメール」なるものをはじめられたのです。

 

ペガサスメールとは、今でいうところの、いわゆる日記。

社長が毎日社員に向けて日記を書かれたのです。

 

始まった当初は、「ふ~ん」くらいに思っていました。

でもその社長は、毎日毎日、出勤前の朝、必ずペガサスメールを更新されるのです。

出張で書けない日は、「明日は○○があるので書けません。」そんなメッセージまで書いておられました。

 

そうしたらそのうちに、ペガサスメールが楽しみになってきました。

内容はいたって真面目で、お仕事の話しかありません。

それでも、「ああ、これからこれが大事なんや」とか、「トップってこんな風に思っておられるんや」「強いな」とか、とにかく27歳の私には、とても興味深かったのです。

 

とはいえ、そこまで真面目でもない私。毎日読んでいたかと言えば、そうでもありませんでした。

コメント機能もあったのですが、もちろんコメントなんてするわけもありません。

 

でも、ふと思い立っては、ペガサスメールを読んでいました。

 

 

そしてある日、事件は起こりました。

 

つづく・・・

 

(って、2回にわける意味はそんなにないのですが、長文なので分けてみます。)

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