スマホ戦略ありorなしによる、問い合わせ獲得数の違い

 

スマートフォンからのアクセス数 

日本におけるインターネット利用は、2015年にスマホがパソコンを超えました。

出典=「ニールセン DIGITAL TRENDS 2018」

 

 

この数字は工務店業界でも同じように推移しており、長野県・F社も2015年にスマートフォンがパソコンを超えました。

 

このことからも、工務店経営者はいかに素早くスマホ脳になり、スマホファーストで戦えるかが重要です。

しかし、スマホ戦略に乗り遅れている工務店が存在するのも事実で、特にパソコン時代に成功体験がある工務店でこの傾向が起きています。

 

 

問い合わせ獲得数とスマホ戦略の関連性

毎月ホームページから問い合わせを獲得している工務店とそうでない工務店の、スマホからのアクセスの割合を調べてみました。 

 

 

問い合わせを毎月20件以上獲得している工務店は78.14%がスマートフォンからのアクセスで、10~19件の工務店も76.86%がスマホです。

対して、毎月問い合わせが1件有るか無いかの工務店では、なんと54.75%という結果になりました。

 

「うちのお客さんはスマホ使っていないからスマホのアクセスは少ない」という根拠のない感覚はさておき、なぜこのようなデータが出たのでしょうか。

 

それは、スマートフォンを使っているお客様に

  • 見つけてもらう努力をしているか
  • コミュニケーションする努力をしているか

がポイントです。

 

 

SNSへの取り組みで問い合わせ獲得数が変わる

各社のSNS取り組み状況を調査しました。

調査したSNSは次の4つ

  • インスタグラム
  • LINE
  • ピンタレスト
  • Facebook

 

 

なんと、問い合わせが月に1件有るか無いかの工務店は、SNSへの取り組みをほとんど行っていない、という結果に。

 

スマホでのインターネット利用がパソコンを超えて4年。

旧来のやり方だからこそ勝てるものもあるでしょう。しかし、時代の変化に伴い消費者の生活が変わったこともまた事実です。

 

自社のアナリティクスデータを見て「スマホ割合が少ないからうちのお客さんはスマホじゃない」は間違いで、

取り組んでいないから来ていない=取り組んでいるところに持っていかれてる、が正解です。

 

オワコンにとらわれず、戦いが行われている土俵で戦う覚悟、必要ではないでしょうか。

 

 

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