少ない予算で効果抜群。簡単WEB広告を始めよう。
「未来のお客様と効率よく出会いたい」
集客を考える、すべての工務店の願いです。
集客は新時代を迎えました。
AIを使って、少予算で集客できる新時代のWEB広告は、工務店の強い味方です。
まずは、増加したWEB広告の種類を知る
WEB広告は、機能はもちろんのこと、種類も豊富になりました。
最も歴史が長いのが、キーワード検索広告。GoogleやYahooなど検索エンジンに表示される広告です。
近年はインスタグラム広告、Facebook広告が充実。完成見学会の告知を5,000円~活用する工務店が増えました。
2019年に本格的に工務店での活用が始まったのが、LINE広告。トーク画面やタイムライン、LINEニュースなどで表示されます。
他にも、YouTube広告やピンタレスト広告、アプリ上で表示される広告やディスプレイ広告など、工務店が活用できるWEB広告は多岐にわたります。
まずは、どれだけのWEB広告(武器)が存在するかを知りましょう。
必要な予算や、その効果は?
全国工務店のWEB広告の使い方や予算、効果の事例をご紹介します。
まずはGoogle広告を使った事例です
case1 予算3万円/月で、問い合わせ9件獲得
年間棟数40棟の工務店が、Google検索広告を継続的に利用。資料請求とイベント申込者の獲得が目的です。
直近では、1か月30,400円の費用で、WEB広告経由の問い合わせを9件獲得。一人獲得単価にすると3,377円となりました。
case2 予算50万円/月で、問い合わせ32件獲得
年間棟数150棟の住宅会社ではGoogle検索広告に毎月50万円の予算を投入(他にGoogleディスプレイ広告、Yahoo広告なども活用)。
直近では、1か月500,213円の費用で、WEB広告経由の問い合わせ32件獲得。一人獲得単価15,631円となりました。
case3 GoogleのAI導入で驚異的な低価格を実現 一人獲得単価なんと1,895円に
従業員数10名のリフォーム会社でGoogle検索広告を1か月利用。その際、新しく登場したGoogleのAIを活用されました。
その結果、1か月7,549円の費用で、WEB広告経由の問い合わせを4件獲得。一人獲得単価1,895円となりました。これはかなり驚異的な低価格でした。
次に、Facebookとインスタグラム広告の事例です。
case4 Facebook広告10万円で16組来場
Facebookやインスタグラム広告は、完成見学会などのイベント前にスポット的に広告を打つ場合が殆どです。年間棟数18棟のこちらの工務店では完成見学会ごとに3万円から10万円の予算でFacebookとインスタグラムに広告を出稿。その時の状況によって予算は変更されています。
10万円の予算で広告を活用した回では、広告経由で16組の見込み客が来場。一人獲得単価6,250円という結果となりました。
case5 はじめてのインスタグラム広告。6万円で新規客20組来場
2019年8月、はじめてインスタ広告を出された年間棟数30棟の工務店。完成見学会の来場者獲得を目的に、見学会前の2週間、インスタグラムに広告を活用されました。
結果は、6万円の予算で2週間広告を配信し、インスタグラム広告経由の新規客が、20組来場されました。
最後にLINE広告の事例です。
case6 14万円で17組が来場
3県にまたがり展開をしている住宅会社で、2019年8月、はじめてのLINE広告を活用されました。目的は完成見学会の集客です。
複数エリアをターゲットに、合計144,963円を利用。結果、LINE広告経由で17組の来場申し込みを獲得されました。一人獲得単価は8,527円となりました。
はじめてのWEB広告、1,200円でやってみた!
2019年5月、年間棟数100棟の工務店が初めてFacebook広告を活用されました。
チラシ+モデルハウス戦略が主軸の工務店で、今までホームページにも力を入れておられませんでした。
そんな状態でしたので、社内のほとんどがFacebook広告を信じておられず、予算はなんと1,200円。それでも「まずはやってみよう!」と前向きに1,200円で取り組まれました。
広告の設定など広告出稿作業は営業社員。ゴデスクリエイトで提供している工務店のためのFacebook広告出稿マニュアルを元に作成されました。
その結果、完成見学会に1,200円のFacebook広告経由で新規が3組来場。
一人獲得単価、なんとわずか400円です。
このおかげで社内の雰囲気が一気に豹変。WEBを信じ、AIを信じ、戦い方を変えられました。
WEB広告は自社で出来る。味方は、AI
WEB広告未活用の工務店は多く、使わない理由に「高そう」「自分でわからない」「誰に頼めば良いかわからない」などがよく挙がります。
「高そう」という不安は、相場を知らないから起こるもので、この記事から決して高くないことはご理解いただけたと思います。
実際に高くつく場合もあります。その要因にっは「代理店に頼むから」ということも挙げられます。
「広告は代理店にお願いして行うもの」という考え方は、今の時代も果たしてそのままでしょうか?
管理画面の操作はビジュアル的でわかりやすく進化しましたし、難しかった設定や毎日必要だったメンテナンスは、大部分をAIが行ってくれるようになりました。
そうです、WEB広告には誰にでも使えるAIが登場しているのです。
成果が出る工務店と、出ない工務店
約2万円の予算でGoogle広告を活用した2つの工務店事例をご紹介します。
J社はWEB広告経由で6件の問い合わせを獲得しましたが、M社は1件も獲得することができませんでした。
この違いは何によるものでしょう?
昔は「エリア規模が違うから」と言う人も多かったのですが、正直今はそんなことは問題ではありません。
問題は「技術の進化を受け止め、時代に合った発想で動いているかどうか」です。AIが登場したWEB広告の仕組みを知って戦うこと、それが新時代のWEB広告です。
WEB広告成功の秘訣は、3つのA
デジタル世界を牽引するGoogleは、WEB広告の成功には3つのAが必要だと言っています。
「3つのA」
- Audience
- Automation
- Attribution
1.Audience (オーディエンス:ターゲティング)
広告は「どこに出すのか」ではなく「誰に出すのか」の時代です。そして「誰」に関する情報精度は格段に上っています。人物像を絞り込んで狙い、効率よく見込み客をターゲットにするために必要なのは、ユーザーの興味関心、行動パターンを機械学習で把握した、データの活用です。
2.Automation (オートメーション:自動化)
今まで人間が個別で行わなければならなかった膨大な量の細かな設定は、広告の目的を明確に意思表示しておけば、機械が0.1秒で7000万シグナルを解析し実行してくれるようになりました。どの広告文が問い合わせ獲得につながるか、何時に出したら獲得につながるか、誰に多めに出した方が効率的かなど、機械学習で分析・実行してくれます。人間がすることは、何がしたいのかを明確に機械に教え込むことです。それを徹底しておけば、後は機械の相棒が効率的に戦ってくれます。
3.Attribution (アトリビューション:貢献度分析)
ユーザーの購買行動は断片化し、38%のユーザーは問い合わせまでに2つ以上のチャネル(最初はFacebook、次はGoogle検索、のように複数の入り口)からホームページにやってきます。このすべての入り口が大事です。機械には、これらすべての入り口を等しく大切に扱って、問い合わせ獲得を実現するように育てなければなりません。そのためにはすべてのデータが必要です。
さあ、始めよう。
WEB広告は「わからないから」と見て見ぬふりをするものではなくなりました。昔のように「代理店に頼まないと出来ない」ものでもありません。
まずは、AIが最も進化しているGoogle広告に取り組まれるのが良いでしょう。
Google広告の活用申請をGoogleに行うと、Googleからの丁寧なアドバイスを受けることも可能です。
設定方法や配信の仕方を学ぶ勉強会への参加は、自己流から脱出できる最良の方法です。一度しっかり学べば継続して成果を創出できるので、ここに投資を行う価値はあると言えるでしょう。また、相談できる相手や、継続して学べる環境を用意することも効果的です。