ホームページのセキュリティ対策は、悪意のある攻撃からホームページを守り、利用者情報を保護するために必須です。近年はサイバー攻撃も巧妙化しており、対策を怠ると、情報漏洩や改ざん被害に遭うリスクが高まります。
この記事では、ホームページのセキュリティ対策についてご紹介します。
1.基本的な対策
IDとパスワードの管理
ソフトウェアのアップデート
不要な機能の無効化
脆弱性診断の実施
セキュリティ対策ツールの導入
バックアップを定期的に取得する
2.高度な対策
ファイアウォールの導入
Webアプリケーションファイアウォール (WAF) の導入
侵入検知システム (IDS) / 侵入防止システム (IPS) の導入
セキュリティ対策ツールの導入
3.まとめ
基本的な対策
以下、ホームページのセキュリティ対策として、基本的な項目を挙げます。
1. IDとパスワードの管理
IDとパスワードは、インターネットサービスを利用する上で必須の情報です。しかし、適切に管理しないと、情報漏洩や不正アクセスなどの被害に遭うリスクがあります。
安全なIDとパスワード管理のポイント
- 強力なパスワードを設定する
- 8文字以上の長さ
- 英字、数字、記号を組み合わせる
- 誕生日や住所などの個人情報は使わない
- 辞書に載っている単語は使わない
- 複数のサイトで同じパスワードを使い回さない
- パスワード管理ツールを活用する
- 定期的にパスワードを変更する
- 紙にパスワードを書き留めない
- フィッシング詐欺に注意する
- 公共Wi-Fiを利用する場合は、VPNを使う
2. ソフトウェアのアップデート
ソフトウェアのアップデートとは、ソフトウェアに修正プログラムや新機能を追加することを指します。アップデートには、主にセキュリティ対策、機能の追加・改善、互換性の維持の目的があります。
ソフトウェアのアップデートは、情報セキュリティや利便性を維持するために重要です。定期的にアップデートを行い、常に最新の状態を保つようにしましょう。
3. 不要な機能の無効化
使用していないプラグインやテーマなどは無効化する、不要なサービスやポートを閉鎖することを意識しましょう。
4. 脆弱性診断の実施
脆弱性診断とは、情報システムに存在する脆弱性を発見し、評価を行うセキュリティ対策です。脆弱性を放置すると、情報漏洩や改ざん被害などのリスクが高まります。脆弱性診断を実施することで、これらのリスクを低減することができます。
5. セキュリティ対策ツールの導入
ファイアウォール、侵入検知システム (IDS)、侵入防止システム (IPS) などのセキュリティ対策ツールや、Webアプリケーションファイアウォール (WAF) を導入することも効果があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
6.バックアップを定期的に取得する
バックアップとは、データを別の場所に複製しておくことです。ハードディスクの故障やソフトウェアの不具合、ウイルス感染などのトラブルが発生した場合でも、バックアップからデータを復元することで、被害を最小限に抑えることができます。
高度な対策
1.ファイアウォールの導入
ファイアウォールは、ネットワーク機器に設置するソフトウェアまたはハードウェアで、不正なアクセスを防ぎ、ネットワーク内のセキュリティを保護するものです。インターネットからの攻撃や、社内ネットワーク内の不正な通信などを遮断することで、情報漏洩や改ざん被害などのリスクを低減することができます。
2.Webアプリケーションファイアウォール (WAF) の導入
Webアプリケーションファイアウォール (WAF) は、Webアプリケーションに対する攻撃から保護するためのセキュリティ対策です。近年、Webアプリケーションへの攻撃は巧妙化しており、従来のファイアウォールだけでは十分に防御することが難しい状況になっています。WAFを導入することで、Webアプリケーション攻撃を防ぐ・サイバー攻撃から保護する・Webアプリケーションの不正使用を防ぐなどのようなメリットを得ることができます。
3.侵入検知システム (IDS) / 侵入防止システム (IPS) の導入
侵入検知システム (IDS) と 侵入防止システム (IPS) は、ネットワークやシステムへの不正侵入を検知・分析し、必要に応じて自動的に防御を行うセキュリティ対策です。近年、サイバー攻撃は巧妙化しており、従来のファイアウォールだけでは十分に防御することが難しい状況になっています。IDS/IPSを導入することで、既知の攻撃だけでなく、未知の攻撃も検知する・内部からの不正アクセスや、マルウェアによる感染なども検知する・攻撃の早期発見・分析が可能などのメリットを得ることができます。
4.セキュリティ対策ツールの導入
近年、サイバー攻撃は巧妙化しており、企業や個人にとってセキュリティ対策はますます重要になっています。セキュリティ対策ツールを導入することで、以下の様なメリットを得ることができます。
代表的なセキュリティ対策ツールには『ウイルス対策ソフト』『ファイアウォール』『侵入検知システム (IDS) / 侵入防止システム (IPS)』『暗号化ソフト』などがあります。
まとめ
ホームページのセキュリティ対策は、専門知識が必要となる場合もあります。自社で対策するのが難しい場合は、セキュリティ対策業者に相談することをおすすめします。
ホームページのセキュリティ対策は、継続的に取り組むことが重要です。上記の基本的な対策に加え、最新の情報を取り入れながら、適切な対策を講じてください。
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