仕様
バーチャル展示場作成支援
現場レポート、展示場紹介、土地・物件情報など、よりリアルに伝える360°パノラマ。集客・受注のための活用を理解して価値あるコンテンツが作成できます。
御社では何を活用すべきか、具体的に美しく撮影するためにはどうすればよいか、ページでの埋め込み方、見せ方など、360°パノラマに関するすべてのことをご指導いたします。
写真の仕上がりが全く変わる!知っておくべき6つのポイント
point①:撮影モードは「ISO優先」。数値を「100」で固定
THETAの撮影モードは3種類あります。
①AUTOモード
②ISO優先
③シャッタースピード優先
ゴデスクリエイトで推奨しているのは「ISO優先」モードです。
デジタル一眼レフカメラをお使いになられている方にとってはお馴染みのことだと思いますが、暗い場所を撮影するときに、写真をより明るくするために「ISO感度」の数値を上げる方法があります。
ISO感度の数値が高ければ高いほど写真はより明るくなりますが、同時に写真の画質が粗くなってしまうというデメリットもございます。画質を粗くしないためにはISO感度は低ければ低いほど良いです。
「ISO優先」モードではISOの数値を固定することができますので、ISOを最少の「100」で数値を固定しましょう。
point②:ホワイトバランス(WB)は屋外モードを使用
「屋外モード」を通常の撮影モードとして使われることを推奨いたします。
「屋外モード」で撮影していただくと、床や柱などの木の色味が肉眼で見ているものにより近く撮影できることが多く、加えて柔らかく暖かみのある色合いとなります。
AUTOモードでは写真が青みがかって見えてしまうことが多く、それだと写真がどことなく寒々しい感じがしてしまいます。その他にも屋内モード・曇天モードなどあり、慣れてくると撮影箇所、天候等の環境により色々と使い分けていただくのも良いかと思いますが、場所によってホワイトバランスを色々と変えてしまうと印象がだいぶ変わってしまいますので、たとえば同じ展示場内でリビング→キッチンとお客様が見られた際に不自然な印象を与えてしまいかねません。ですので、ホワイトバランスは屋外モードで固定して撮影するようにしましょう。
point③:明るさの調節
↑明るさ調節スライダー↑
「明るさ」で写真の印象は全く変わります。ISO優先モードでの「明るさ」の調節は画面下部のスライダーで調節できます。
スライダーを右に移動するほどシャッタースピードがゆっくり切られるようになり、左に移動するほど早くシャッターが切られます。
人間の瞬きでイメージしていただきたいのですが、ゆっくり瞬きするほど瞳には光がたくさん入ってきますよね?
THETAカメラの仕組みもそれと同じです。
明るさを調節しながら複数枚撮影し、よりリアルに見えるベストな明るさの写真を選びましょう。
注意していただきたいのは、明るさを重視するあまり一番明るい窓の輪郭がぼやけて白くとんでしまったりしていないかきちんと確認するようにしてください。
ちなみに、シャッターを切るスピードをゆっくりすることのデメリットとして、手ぶれが起こりやすくなるというのがありますが、
撮影時THETAは三脚で固定されるので手ぶれの心配はありません。
point④:三脚の高さ
三脚の高さは地面から「110㎝」の高さで撮影します。
室内写真で一番収まりの良い高さが「110㎝」です。
ちなみに、三脚の一番上の棒を全て伸ばした状態が110㎝です。
見せたいものが高い位置にあるキッチンでは「145㎝」、
お風呂・トイレなどの狭い空間では「90㎝」、
2階から吹き抜けを見下ろした写真などでは「145cm・175cm」、
とシーンによって高さを変更することもあります。
ただし、いずれの場合も基本となる110㎝の高さでも必ず撮影し、実際にプレビューを確認してみてより良い方の写真を使用するようにしましょう。
撮影時の高さの例
浴室・トイレなど狭い空間 | 90㎝ |
リビング・ダイニング・和室・寝室・子供部屋・廊下・縁側など通常の撮影時 | 110㎝ |
キッチンなど高い位置に「見せたいもの」がある場合 | 145㎝ |
2階からの吹き抜けを見下ろす場合など | 175cm |
point⑤:THETAのレンズの向き
窓際など最も光の強い場所を両方のレンズで捉えられるよう、明るい面に対して垂直に三脚を設置します。そうすることで、明るさのムラのない360°の空間を撮影できます。
point⑥:THETAを立てる位置
撮影ポイントをどうするかはとても重要です。
展示場やモデルハウス、完成物件の360°写真を撮影する際、必ず事前に撮影箇所を考えておくようにしてください。
モデルハウスの見所はどこなのか。
お客様にはどの部分を見て欲しいのか。
そのあたりをきちんとわかった上で、事前にカメラの位置を考えます。
このとき、間取り図を刷り出して撮影ポイントをチェックしていくようにしましょう。
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撮影ポイントの考え方
- 空間の全体がわかる場所
- 空間の見所となる場所が見える場所
- 空間と空間の繋がりが伝わりやすい場所
360°撮影の流れ
事前準備
- 間取り図を刷り出し撮影予定箇所を決める
- アンケート・パンフレット・ポスター等資料や備品等は片づけておき、室内をきれいに整頓しておく
撮影当日
- 室内の明かりをすべてつける
- 扉をすべて開いた状態にして空間のつながりを認識しやすくする
- THETAを三脚に固定しレンズの高さを地面から110cmで設定(*キッチン・浴室・トイレ等では高さを変える)
- 水平計測アプリ(iHandy)でTHETAを地面から垂直に立つよう調整
- THETAを撮影箇所に配置
- 窓際など最も光の強い場所を両方のレンズで捉えられるよう、THETAの向きを調整する
- THETAの電源をオンにする
- Wi-fi設定画面でTHETAに接続
- THETA撮影用アプリを起動
- ISO優先モードを選択しISO感度を100、WBを屋外モードに設定し撮影
- プレビューで確認する
- 必要であれば明るさを調整し再撮影。
- THETAをパソコンにUSB接続し、圧縮前の元画像データを保存する
現場で一緒に撮影して欲しい・・・
モデルハウス撮影とレクチャー一体型で撮影支援を行います。
内容 |
・モデルハウス1棟 パノラマカメラマンが撮影 ・同時にスタッフ様へ実地を元にした撮影ご指導 |
開催場所 | 御社 |
開催日 | ご希望の開催日をお知らせください。 |
時間 |
11:00 ~ 15:00 |
費用 | 60,000円(税別)/ 回 + 交通費実費(1名) |
こちらで持参するもの |
・THETA |
ご用意いただきたいもの |
御社のTHETAと三脚がありましたらよりスムーズです。 撮影はスマホで行います。ご担当者様または専用のスマホにアプリをダウンロードするところからはじめます。
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