

![]()

私が初めてホームページを制作したのは19歳、大学生の時です。国際観光旅館連盟に所属している268軒の旅館のホームページでした。まだヤフージャパンもない頃で、京都大学の学生に教えてもらいながら日本語版と英語版HTMLで書いたものです。
それからまもなく、私は城崎の緑風閣様のオリジナルホームページを制作しました。当時我社では、インターネットを通じての予約システムを日本で最初に構築したものの、肝心の予約がなかなか入らず苦戦していました。
「どうしたらホームページを見た人が、ここに行きたいと思ってくれるのだろう」。悩んだ末に私は「自分がいちユーザーとして見た時にどう思うか」ということに徹底的にこだわることにしました。そして実際に旅館にお邪魔し、自分が感動した“おもてなしの心”を大きくとり上げました。結果は・・段ボール2箱分の手紙が寄せられるという反響を呼んだのです。
その時からです。私が「見る人の視点に立ってつくる」という、自分の制作方法に自信を持ったのは。考えてみればインターネットはまだまだ新しい媒体。それなら一番詳しいのは、それを日々使っているユーザーではありませんか。そのことを忘れて“相手は素人だから”という安易な気持ちでホームページを制作すると、目の肥えたユーザーたちに黙殺されてしまうということを、私たちは肝に銘じておかなければならないと思います。


ゴデスクリエイトに入社する以前、私は業界最大手の電話会社で5年間お世話になりました。そこで学んだ最大のことは、「やりがいは人から与えられるものではなく、自分で作り出していくものだ」ということでした。ですからゴデスでは、初めての営業プロデューサーになったし、営業のスタイルも自分で考えてつくり上げていきました。
前の会社を辞めるときに、背中を押してくれた友人の言葉があります。それは「10年後、どんな自分になりたいの?」というものでした。それをするために、いま辞めるのならそれでいい、友人はそう言って微笑んだのです。
そう、いまどうあるかは、10年後の自分のため。私は10年後、いまよりももっともっとカッコいい自分でありたい。だから、精一杯頑張るしかないのです。
自分をプロデュースできない人間が、ひと様の会社をプロデュースするなんておこがましい。そう自分自身に言い聞かせながら、明日の上田かおりに向かって、これからもひたむきに歩んでいきたいと思っています。
