
家づくりに対する自分たちの思いや特徴をしっかり伝えるホームページを作り、新着情報やブログ、ツイッターなどの必要な項目を随時更新していく…。これらは、工務店のホームページを作成・運営してくうえで大切な基本です。
でも今や、多くの工務店がホームページに力を注ぐ時代。従来と同じ取り組みでは、十分な競争力を保ち得なくなってきました。見込み客を着実にとらえ、次のステップへ導くという営業活動に反映させるためには、これまで以上に明確な分析に基づいた戦略の立案と実行が欠かせません。
あなたの会社のホームページを効果的に活用するために今、何をすべきなのか。このページでは、工務店の経営者やホームページ担当者が考えるべきポイントをまとめました。従来と同様に求められる基本的な考え方に加え、さらにその先を勝ち抜くための要点も示しています。ホームページを有効利用し、工務店経営を活性化させていくための具体的なヒントを見つけていただければ幸いです。



その日、私たちは自社ゴデスクリエイトのホームページを訪れたユーザーの動向データを分析していました。あるデータの3番目に並んでいた項目に気づき、その事実の示す意味を理解したとき、私たちは愕然としたのです。
見ていたデータは、「『お問い合わせ』をクリックしたユーザー」がそれまで閲覧したページを示したものでした。閲覧数の多い順に、1位が『ゴデスクリエイトの素』、2位が『今日の現場から』。そして3位に出てきたのが、『工務店のWEB活用術』でした。なぜ、3位のページに私たちが注目したのか。それは、このページが、「当社ホームページの全ユーザー」の順位では、ぐっと低い14位に過ぎなかったからです。
もともと私たちは『工務店のWEB活用術』のページを重視してきたと言えず、むしろ他のコンテンツの充実と更新に力を注いでいました。ですからホームページ全ユーザーの解析データだけを見ていたら、14位に位置する『工務店のWEB活用術』は「優先順位の低い、不要なコンテンツ」と評価していたかもしれません。
しかし、実態は逆でした。
当社のホームページをご覧になったユーザー全体からの注目度は低かったけれども、『工務店のWEB活用術』というページの存在に気づいたユーザーに限定すれば、『お問い合わせ』へと誘導できた比率は高かったのです。逆に言うと、『工務店のWEB活用術』の存在に気づかなかったユーザーの中にも、ここを読んでさえいれば『お問い合わせ』に到達していた人がいらしたかもしれません。『工務店のWEB活用術』を過小評価していたために、当社の見込み客になり得たユーザーを失っていた可能性を、私たちは突き付けられたのです。
「ホームページの全ユーザー」と「『お問い合わせ』まで誘導できたユーザー」のデータを比較することによって、このような事実に気づきました。この事例が示すように、ホームページではユーザーの履歴をデータとして蓄積できるのが最大の特徴と言えます。しかし、そのデータは適切に分析しなければ宝の持ち腐れに過ぎません。明確な分析とそれに基づいた戦略があってこそ、ホームページを有効に活用していけるのです。


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