
「アクセス数を伸ばしたい」「きちんと更新できるようにしたい」私にご相談くださる経営者の方が、最初によく言われる言葉です。
「ホームページを作ればいい」そんな時代は終わりました。ただ作るだけで、集客できるわけではない。ただ何かを更新すればファンを獲得できるわけではない。
そこで重要なことが、「企画と戦略」の策定です。検討のポイントは5つあります。
■1.誰のためのホームページか
勘違いしてはいけませんが、ホームページは、工務店経営者のためのものではありません。
工務店のためのホームページではなく、使う人のためのホームページ。そして前回述べたとおり、使う人が達人である現在、その達人たちのために何を提供すればいいのでしょう?
■2.何をしにホームページにやってくるのか
自身がホームページを利用することを思い浮かべてください。何のためにホームページにアクセスしますか?
それは、「知らないことを知りたいから」というのがほとんどです。旅行に行きたいけれど、どこかいいホテルはないかな? この言葉の意味は何かしら? AとBどちらを選ぼう? 使った人の感想は?
ユーザーは、工務店のホームページにも、これらと同じ疑問を抱きアクセスします。つまり、これらの疑問を解決してあげることができなければ、使う人にとっては、あまり役に立たないホームページなのです。
■3.どんな疑問を解決するのか
ホームページにアクセスする人は様々です。まだよくわからないけれどなんとなく探している人。家を建てたいなと思っている人。工務店の名前を聞いたけれどどんなところか知りたいと思っている人。見学会に行って少し気に入った人。最終的にどこにしようか悩んでいる人。既にこの工務店で家を建てた人。
当然、知りたいことはそれぞれ様々でしょう。ということは、ターゲットや目的をはつきりとさせ、コンテンツを検討することが必要なのです。
さらに「ウェブ2・0」の機能を活用し、知りたいことを知ってい
る人に直接聞くためのコーナーも必要なのです。
■4.整理したコンテンツをどう表現するか
工務店によって強み・特徴は様々です。その強みや特徴をどう表現すれば、使う人の心に届くのか。
これは、歴史・社長の考え・スタッフの人となり・これから打ち出したい方向性などにより変わります。ですからそれを十分に把握理解し、各コンテンツの表現方法を検討することが必要です。
ただそのためには、自社が期待する客層に最適な表現は何かをきちんと検討することが必要です。
■5.地域でナンバー1を狙う
リアルの場での順位ではありません。インターネットの中で地域ナンバー1を狙うのです。検索で上位に出ることも大切です。
ではどんなキーワードで1位を狙うのでしょう?最初にどうしたいかを明確にせず、ただ闇雲に種をまいても実ることはありません。
リアルの場で他社のことを調査するように、インターネットでも、ライバル他社がどんな言葉でどんな位置を獲得しているのか、そのためにどのような策を講じているのかを調査することが必要です。
そして、「だから自分たちはこの位置を狙うんだ」「だから自分たちはこの情報をこのように発信するんだ」という具体的な方針を決定していきます。
※新建ハウジングプラス1 2007年03月号より一部記事抜粋