
■デザインから入る
これまで解説したvol.01〜03を実践し、自分たちがターゲットとしている人たうがホームページに大勢やってきたとしましょう。その次に大事なことは、「見に来てくれたターゲットに、最初のぺージだけでなく、その他の見て欲しいページを見てもらい、自分たちのことをきちんとわかってもらう」というこまです。
このことが実践されてはじめて、お客様はその工務店のファンになります。つまり、入り口に人数だけ集めても、その先に進んでもらわなければ何も始まらないまいうことです。
ただ、実際にお客さんに中に入ってもらうためには、工夫が必要です。その最も重要な要素のひとつがデザインなのです。
■ターゲットは女性
ところで、ご存知のとおり工務店のホームページで大事なことは「主たるターゲットは女性」だということです。
工務店の経営者の皆様。皆様のカバンには何が入っていますか?お財布、携帯電話、手帳、ペン、名刺、ハンカチ、新聞、タバコ…。さて、私のカバンの中には何が入っているでしょう。
お財布、携帯電話、手帳、名刺、ハンカチ、化粧ポーチ、口紅、グロス、マスカラ(2本)、チーク、リップクリーム…。(今カバンを開けましたがまだまだ入っています!)。さらに私の母世代になると、アメ玉までも入っています。
私たち女性は、これらをすべて自分で判断して買っています。たくさんあるものの中から、自分に合うものを見つけ出し、決定し、購入しているのです。
つまり女性は、たくさんあるものの中から瞬時に「自分に合う・合わない」を決定する判断機会が多く、その能力に長けているということです。
工務店ホームページは、この達人である女性の代表格とも言える奥様たちに「この工務店いいね」というふうに、気に入ってもらわなければなりません。その大きな要素となっているのがデザインです。デザインは、女性が第一印象で判断する際に大きな比重を占めているからです。
■雰囲気を伝える
具体的には、デザインでは何が重要なのでしょう?実際の手法としては、いろいろなことが考えられますが、一番大事なことは、1.会社の歴史 2.地域性 3.ターゲット 4.これからの方向性などを全て含めて考え、決定するということです。
訪問者には、サイトを訪問した瞬間に「この工務店のかもし出している雰囲気・方向性は自分に合うな」と感じてもらわなくてはいけません。何度も繰り返しますが、ホームページの最終目的は、受注につなげるということです。決して、ホーページだけで受注するわけではありませんので、デザインを通してその工務店が本当に目指すもの、歴史などをどれだけ伝えられるかがとても重要なのです。
例えば、私がホームページをプロデュースする場合、デザインを決めるためには、会社の歴史、これからの方向性、社長の個性、スタップの個性、お客様からの印象、地域性などをすべて吟味し、決定しています。
そして、受注につながる人は最終的には現実の「店舗」に行くわけですから、現実とホームページは同じカラーでなければなりません。その点では、私がプロデュースをした工務店の方から言われて嬉しいお言葉は、「お客様に○○さんらしいホームページだねって言われたよ」ということかもしれません。
※新建ハウジングプラス1 2007年05月号より一部記事抜粋